都市の水辺再生のために
Waterfront Revitalization
「米国北東部の水都」調査報告書
法政大学デザイン工学部建築学科・陣内研究室編 が発行されました
January 25 2016

発行日:2016年1月12日
発行:法政大学エコ地域デザイン研究所
like air + water の服部充代は、第1章、第1部、第2部を担当。ニューヨークのマンハッタンとブルックリンにおいて、最もダイナミックに変化する
2つのエリアを取り上げ、港湾の形成の歴史から衰退、そして再生に至るまでを報告しています。
目次
はじめに -何故いま、米国北東部の水都なのか
(陣内秀信)
序 米国における港湾都市の形成
-ニューヨーク港を焦点に、物流・産業からアメリカの地域発展をみる-
はじめに
第1節 初期アメリカ海港都市の形成と発展
第2節 19世紀における海港都市間の競争とニューヨーク港
第3節 19世紀におけるアメリカの構造変化とニューヨーク港
第4節 20世紀におけるアメリカの構造変化とニューヨーク港
第5節 経済構造変化の中でのニューヨーク、現在から将来へ
(担当:石神隆)
第1部 ニューヨーク
ウエスト・エッジ ミートパッキング・ディストリクト/ウエスト・チェルシー/チェルシー
第1章 第1節 歴史的背景
第2節 衰退からの脱出 記憶のシフト
第3節 新たなアイデンティティ
アート&テック、2つのパブリック・スペース
第4節 最近の動向
歴史保存地区、ゾーニング、ウォーターフロント再生計画
第5節 現地報告 生まれゆくものと消えゆくもの
(担当:服部充代)
第2章 ブルックリン
ブルックリン・ハイツ/フルトン・フェリー・ランディング/ダンボ/ビネガー・ヒルズ
第1節 歴史的背景
第2節 最近の動向
歴史保存地区、ゾーニング、インセンティブ
第3節 再生・再利用
フィアンソロフィー、水辺のアメニティー、アート&テック
第4節現地報告 再び蘇る水辺のプライド
(担当:服部充代)
Chapter3 BROOKLYN WATERFRONT
―Red Hook and The Navy Yard, The Evolving Relationship to Water
INTRODUCTION
Section1 HISTORICAL RETROSPECTIVE
Section2 RECENT HISTORY: PHENOMENA OF DECLINE & REGENERATION
Section3 URBAN STRUCTURE OF DISTRICTS
Section4 CASE STUDIES
CONCLUSION
(Marie-Ève L. Brodsky)
第2部 ボストン
第1章 ボストン埋め立てによる土地拡大
第2章 ボストン本島
第1節 ウォーターフロント
第2節 ビーコンヒル
第3節 バックベイ
第3章 サウスボストン
第1節 サウスボストンの誕生
第2節 製造所 公共機関の介入
第3節 サウスボストン・フラット・プロジェクト
第4章 今日のボストン
内陸開発とウォーターフロント
(担当:佐藤黎)
第3部 水力工業都市
第1章 総論
第1節 米国の産業革命
第2節 米国の水力工業
第3節 調査対象
第2章 チャールズ川・メリマック川流域の水力工業都市
第1節 ウォーザム (マサチューセッツ州)
第2節 ローウェル (マサチューセッツ州)
第3節 マンチェスタ- (ニューハンプシャー州)
第3章 ハドソン川流域の水力工業都市
第1節 コホーズ (ニューヨーク州)
第2節トロイ (ニューヨーク州)
(担当:水田恒樹)
調査参加者・執筆者
編集後記