都市の水辺再生のために

Waterfront Revitalization

法政大学出版局から『水都学V 特集 水都研究』が出版されました

陣内 秀信:編 高村 雅彦:編

 

法政大学出版局から『水都学V 特集 水都研究』が発行されました。like air + water の服部充代は、『ニューヨークにおけるウォーターフロントの新たな展開』を寄稿させて頂いています。近年、目覚ましい変化を遂げているニューヨークのウォーターフロント。一見、経済資本主義の開発の連続に見えがちなニューヨークですが、実は、メラニアムを過ぎた頃から、歴史の中の人の営みをとても大切にした都市の変化が起きています。進化することが宿命でもあるメトロポリスで、過去からの都市の記憶と新たな価値の創造とがどのように折り合いを付けているのか…それを考える上でも、今のニューヨークのウォーターフロントの動きは、とても興味深いものと言えるでしょう。ウォーターフロントを語らずして今のニューヨークは語れない。そんな話を書きました。

目次

はじめに (陣内秀信)
水の聖地の意味論 (高村雅彦)
水系とテリトーリオ 河川などの多様な利用―

     ―歴史的な水系産業クラスター(石神 隆)
港町から港湾都市へ、そして新たな水都へ (陣内秀信)
フランスの地域形成にみる横糸と縦糸―

     ―流域圏とインフラ整備 (森田 喬)
水循環都市東京 (神谷 博)
「水の論理」を探る――都市と水との関わりを律するもの (長谷部俊治)
「水の制御」で捉える東京下町低地の水都像 (難波匡甫)

新聞記事上の江戸城外濠―

     ―都市の近代化に伴う社会的関心の変遷 (福井恒明)
水と緑のエコロジカルネットワーク (宮下清栄)
ニューヨークにおけるウォーターフロントの新たな展開 (服部充代)
「歴史・エコ廻廊」の思想と実践(高橋賢一)

■特別論文
著作権侵害についてのお詫び
港をめぐる二都関係――江戸・東京と横浜(?崎雅規)

編集後記(高村雅彦)